整形外科と災害外科
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感染性脊椎炎に対する保存療法の適応と限界
前田 勇一中馬 東彦清家 一郎
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2007 年 56 巻 4 号 p. 578-580

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抄録

感染性脊椎炎の治療に対して,保存療法の限界についてガドリニウム(Gd)を使用した造影MRI(Gd MRI)を用いて自らの症例を検討した.Gd MRIにて,椎体内に低輝度領域(Gd(-))が無いものは,保存療法の適応だが,椎体内に小範囲Gd(-)が在るものは,よく検討して保存療法を行うべきである.

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© 2007 西日本整形・災害外科学会
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