整形外科と災害外科
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2根障害を呈した遊走ヘルニアに対する内視鏡下手術の小経験
松山 金寛田邊 史武富 栄二石堂 康弘山元 拓哉井尻 幸成米 和徳小宮 節郎
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2008 年 57 巻 2 号 p. 221-224

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抄録

腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下椎間板切除術は脊椎低侵襲手術とし本邦でも広く行われるようになってきた.我々は一椎体レベル以上遊走し2根障害をきたした腰椎椎間板ヘルニアの症例に対し,同一皮切より2椎間鏡視を行いヘルニアを摘出,良好な成績を得た2例を経験した.片側椎弓切除をせずとも十分に除圧可能であり内視鏡下脊椎手術は有用な術式であった.

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© 2008 西日本整形・災害外科学会
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