整形外科と災害外科
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胸腰椎圧迫骨折の臨床経過と予後予測
久芳 昭一古市 格村田 雅和宮田 倫明穂積 晃前田 和政松村 陽介
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キーワード: 脊椎圧迫骨折, 予後, MRI
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2010 年 59 巻 2 号 p. 368-371

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抄録

胸腰椎圧迫骨折の臨床経過と予後予測について検討を行った.過去2年間で受傷早期に来院し入院治療を行った43例50椎体(男性15例,女性28例)を対象とした.3カ月以上の疼痛持続の有無とX線学的に椎体圧潰率,局所後弯を受傷時と最終観察時に計測し,受傷時MRI(T1強調像),年齢,性別,受傷時椎体圧潰率,受傷時後弯度,損傷部位,受傷機転との関連を検討した.疼痛持続,椎体圧潰進行はMRI像の後壁損傷と男性症例に関連を認めた.後弯進行はMRI像の後壁損傷に関連を認めた.胸腰椎移行部の損傷は有意に椎体圧潰が進行していた.

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© 2010 西日本整形・災害外科学会
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