整形外科と災害外科
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胸壁原発の悪性線維性組織球腫(Malignant Fibrous Histiocytoma)の一例
土居 満熊谷 謙治富田 雅人野崎 義宏田中 克己田川 努土谷 智史林 徳眞吉進藤 裕幸
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2010 年 59 巻 4 号 p. 840-843

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抄録

悪性線維性組織球腫(Malignant Fibrous Hitiocytoma:MFH)は軟部悪性腫瘍の中では最も多く中年に好発し四肢部,体幹に発生することが知られている.今回我々は比較的珍しい胸壁発生のMFHの1例を経験したので報告する.症例は61歳女性.右胸壁の腫瘤,疼痛にて当科初診.画像上悪性腫瘍が疑われ広範腫瘍切除,胸壁再建,遊離筋弁術を行った.術後の経過は良好で現在術後7ケ月経過しているが,腫瘍の局所再発・転移を認めず,日常生活に復帰可能であった.

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© 2010 西日本整形・災害外科学会
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