整形外科と災害外科
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KU型人工膝関節のlooseningに対する再置換術例の検討
生田 拓也
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2011 年 60 巻 4 号 p. 722-724

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抄録

KU型人工膝関節の成績はおおむね良好であるが,途中デザインや素材の変更があったKU4型人工膝関節において早期のlooseningの症例を経験しており報告した.2000年1月より2010年5月までに当院で施行したKU型人工膝関節置換術は516膝でKU3型29膝,KU4型222膝,KU4+型256膝であった.Looseningによる再置換術を施行した症例は7例で全例KU4型であり,初回手術後平均6年2ヶ月で再置換術を施行した.Looseningの部位は全例大腿骨側であり,再置換術時インプラントへの骨セメントの固着は認められなかった.KU3型からKU4型へ機種を変更する際に術式や骨セメントの変更は行っておらず,デザインや材質の変更がlooseningに何らかの関連があることが考えられた.

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© 2011 西日本整形・災害外科学会
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