整形外科と災害外科
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変形性股関節症患者の手術の回避・延期を可能にするゆうきプログラムの試み
林 和生中庭 大介春口 幸太郎大谷内 輝夫
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2015 年 64 巻 4 号 p. 725-729

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抄録

目的:手術の回避・延期を目的としてゆうきプログラムを施行した変形性股関節症患者の片側例と両側例についての比較検討を行ったので報告する.方法:2011年から2013年までに変形性股関節症と診断されゆうきプログラムを施行した1077名の外来通院患者の中で統計解析可能だった305名を対象とした.治療開始時と3ヵ月後にJOAスコアー,NRS,ROM,Patrickテストでの開脚角度,外転筋力,を片側例群と両側例群に分けて評価した.両側例群では,疼痛の強い関節を評価した.結果:片側例群は,男性22例,女性127例,平均年齢56.3±14.3歳,両側例群は,男性10例,女性146例,平均年齢55.2±13.0歳であった.片側例群,両側例群ともにJOAスコアー,NRS,Patrick開脚角度,外転筋力は有意に改善していた.結論:手術の回避・延期につながる本プログラムの短期効果が得られた.

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© 2015 西日本整形・災害外科学会
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