Bosworth型足関節脱臼骨折の3症例

田籠 泰明; 生田 拓也; 阿南 敦子; 西野 剛史; 束野 寛人; 笠 智就

doi:10.5035/nishiseisai.65.32

田籠泰明, 生田拓也, 阿南敦子, 西野剛史, 束野寛人, 笠智就

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キーワード: 脱臼骨折, 足関節

ジャーナルフリー

2016 年 65 巻 1 号 p. 32-36

DOI https://doi.org/10.5035/nishiseisai.65.32

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抄録

足関節脱臼骨折は多くの場合容易に徒手整復可能である．Bosworthは1947年に腓骨が脛骨後面に転位固定される整復困難な足関節脱臼骨折を報告した．我々は2004年にBosworth型足関節脱臼骨折の1症例を報告し，その後さらに2症例を経験した．3症例とも無麻酔下に徒手整復を試みたが整復困難であり，観血的整復術を行った．足関節脱臼骨折において整復困難な症例では本脱臼骨折を念頭に置き，CT撮影で病態を把握し，準緊急的に整復術を行うことが必要であると考える．

責任著者(Corresponding author)

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