整形外科と災害外科
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リスフラン関節脱臼骨折の治療成績第2中足骨基部-内側楔状骨間の整復を中心に
田邉 潤平神保 幸太郎塚本 祐也松原 庸勝江崎 佑平佐々木 威治重留 広輔吉田 史郎坂井 健介田中 憲治吉田 健治
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2016 年 65 巻 2 号 p. 340-345

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抄録

リスフラン関節脱臼骨折における第2中足骨基部-内側楔状骨間の整復について,骨折型,手術方法別に比較検討した.対象は27足,平均年齢は37.3歳,男性23例,女性4例であった.骨折型はHardcastle分類を用い,Type A 4例,B内側型4例,B外側型17例,C 2例であった.手術方法はリスフランスクリュー群,第1-2中足骨間スクリュー群,その他の3群に分類した.Type Aは受傷時から離開が大きく,最終も離開しやすい傾向にあった.リスフランスクリュー群は術直後の整復位は良好であったが,最終時に再離開しやすい傾向にあった.第1-2中足骨間スクリュー群は最終時の離開が少なかった.

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© 2016 西日本整形・災害外科学会
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