整形外科と災害外科
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骨転移のがんのリハビリテーションにおける整形外科医の役割
細川 浩城下 卓也釆田 志麻馬場 祐之佐久間 克彦
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2019 年 68 巻 2 号 p. 301-304

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抄録

がんの診断ツールおよび治療薬の進歩により,がん患者はこれまでより長期の生存が得られる様になった.その結果,がん患者が骨転移を有した状態で生活するような時代になり,日常がん診療とケアにおいて骨転移患者と向き合う頻度が高くなってきた.骨転移診療では骨関連事象予防と治療は大変重要であり,患者と家族の骨転移への理解と意思決定への支援が必要である.当院では,がんのリハビリテーション処方医である整形外科医を中心とした,骨転移のがんリハ多職種連携システムを構築して,各専門分野で骨転移診療やケアに専念できるようになったため報告する.今後,整形外科医の骨転移に対する取り組みはますます重要性が高まり,「整形外科医は骨転移診療に取り組むべき時代になった」という意識変換を全整形外科医がもたなければならないと思料される.

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© 2019 西日本整形・災害外科学会
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