整形外科と災害外科
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当院骨粗鬆症患者における血清25(OH)D濃度の分布
青木 佑介大湾 一郎伊佐 智博森山 朝裕鷲崎 郁之金城 聡
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2020 年 69 巻 2 号 p. 316-318

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抄録

【目的】当院の骨粗鬆症患者における血清25(OH)D濃度を調査し,25(OH)Dと骨密度,および骨代謝マーカーとの関係について検討した.【対象・方法】2018年10月から2019年4月末までに骨粗鬆症を疑い25(OH)Dを測定した患者139例を対象とした.年齢,性別,骨密度,25(OH)D値,TRACP-5b値について単変量解析,相関分析を行った.【結果】全体の86%において25(OH)Dが20 ng/ml未満と低値であった.骨密度が70%以下では有意に25(OH)Dが低下していた(p=0.045).25(OH)DとTRACP-5bとの間に有意な相関は認めなかった.【考察】25(OH)Dは夏季に高く,冬季に低くなるなど環境因子に左右される.沖縄県の紫外線量は他府県よりも多いが,本県においても骨粗鬆症患者における25(OH)Dはこれまでの報告と同様に低値であった.

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© 2020 西日本整形・災害外科学会
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