整形外科と災害外科
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内側開大式高位脛骨骨切り術後の満足度・期待度に影響する因子
木原 大護赤崎 幸穂濵井 敏津嶋 秀俊川原 慎也中島 康晴
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2022 年 71 巻 3 号 p. 584-587

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抄録

内側楔状開大式高位脛骨骨切り術(Open wedge high tibial osteotomy以下OW-HTO)後の満足度・期待度を評価した報告は少ない.今回当科でのOW-HTO術後の満足度・期待度を調査し,影響因子を探索した.当院で2014年8月~2019年12月の期間中にOW-HTO手術を受けた80膝に対し,2011 Knee Society scoreアンケートを送付した.手術時年齢,手術時BMI,術前可動域,術前K-L分類,術中開大角,術前後X線計測値(%MA,HKA angle,MPTA,JLCA),62.5-術後%MAの絶対値(outlier)を計測し,KSSの満足度スコア,期待度スコアに相関する因子を評価した.計54膝の返信(67.5%)を得られ,術後フォロー期間は平均3.6年であった.62.5-術後%MAの絶対値が大きいほど,術後の期待度除痛スコアが有意に低かった(p=0.01).術後%MAが62.5%から10%以上外れているoutlier群とそうでない群の群間比較にて期待度除痛スコアに有意差がみられた(p=0.0292).術後%MAのoutlierは,OW-HTO術後の期待する除痛に影響する重要な指標である.

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© 2022 西日本整形・災害外科学会
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