整形外科と災害外科
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ハムストリング近位部損傷における当科での2例の手術経験
土屋 慧祐森田 雄大田島 卓也山口 奈美大田 智美長澤 誠横江 琢示帖佐 悦男亀井 直輔
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2025 年 74 巻 3 号 p. 634-636

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抄録

【はじめに】ハムストリングの肉ばなれはスポーツ外傷において比較的頻繁に経験するが,手術に至るケースは稀である.今回,ハムストリング腱近位部損傷において手術加療を要した2例を経験したので報告する.【症例1】22歳男性,実業団柔道選手.練習中に強制開脚位となり受傷.MRIにて大腿二頭筋腱,半腱様筋腱の坐骨結節からの断裂(JISS分類:3型3度)と診断し手術を施行した.術後6か月で競技復帰し経過良好であった.【症例2】17歳男性,走高跳選手.跳躍時に踏み込んだ際に左臀部痛自覚.MRIにて大腿二頭筋腱損傷(JISS分類:2型3度)と診断し手術施行した.術後3か月で競技復帰し経過良好であった.【考察】スポーツ選手においてハムストリング腱の3型3度損傷は絶対的手術適応であるが,2型損傷においても手術加療を選択する場合がある.今回,2型,3型損傷に対して手術加療を行い,再損傷なく元のレベルに競技復帰可能であり良好な成績を得た.

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