整形外科と災害外科
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小児の上腕骨顆上骨析の治療成績
緒方 公介杉山 栄一柴田 純一
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1973 年 22 巻 2 号 p. 157-161

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抄録

(1) 過去10年間の小児上腕骨顆上骨折例について予後調査を行った. 53例にアンケート調査を求め, 31例の回答を得た. 直接検診した例は17例で, 受傷より平均3年7ヶ月を経過していた.
(2) 治療法別の治療成績には, 有意の差が出なかったが, 内反変形がやや多く残っているのが注目された.
(3) 内反肘は, 治療時における橈側凸変形がそのまま残ることによって起り, 時間的推移によって増減することはないようであった.

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© 西日本整形・災害外科学会
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