日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
今月のテーマ : 消化器疾患における FDG-PET の有用性
FDG-PET検査による消化器癌の診断
加藤 広行宗田 真桑野 博行
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2004 年 101 巻 12 号 p. 1292-1301

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抄録

画像診断の進歩は著しく, なかでもポジトロン放出断層撮影 (Positron emission tomography : PET) は基礎および臨床における腫瘍診断学の進歩に欠かすことのできない核医学検査法として注目されている. 18F-fluorodeoxyglucose(FDG)を用いたPET検査は癌細胞が正常細胞に比較して, 糖代謝が亢進しブドウ糖の摂取が高い特性を利用した検査である. 消化器癌診療では, 良悪性鑑別診断, 病期診断, 治療効果の判定, 悪性度評価, さらに治療戦略の計画や再発評価など幅広く多用され, 診断から治療後までの癌診療期間のすべてにFDG-PET検査は高く評価されている.

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© 2004 (一財) 日本消化器病学会
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