福岡大学医学部第三内科
2004 年 101 巻 7 号 p. 779-782
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21歳女性. 〓瘡治療のため漢方薬を内服中であったが, その5日目より全身倦怠感, 黄疸, 発熱が出現し当科に入院. 高ビリルビン血症と肝胆道系酵素の上昇, 抗核抗体高値を認めた. 肝炎ウイルスマーカーと薬物リンパ球刺激試験は陰性であった. 肝生検により自己免疫性肝炎と診断. 副腎皮質ステロイドにより軽快した. 若年者の急性肝障害においても自己免疫性肝炎は念頭におき, 肝生検などを行って積極的に診断していく必要がある.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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