日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
肝生検後の胆嚢内血腫により急性胆嚢炎を生じたC型慢性肝炎の1例
角田 圭雄金政 和之加藤 菜穂立花 俊治今村 重義伊藤 義人岡上 武
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2005 年 102 巻 12 号 p. 1512-1516

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抄録

症例は62歳,女性,C型慢性肝炎で外来通院中.経皮的肝生検を施行し,翌日退院.同日夕に右季肋部痛を主訴に救急受診,腹部CT,超音波検査にて胆嚢腫大と胆嚢内血腫を認め,肝生検後の胆嚢内血腫による急性胆嚢炎と診断した.絶食および抗菌薬投与により症状は軽快したが,入院第7病日に食事開始したところ右季肋部痛を再度自覚し,胆嚢炎の再燃を認めた.直ちに経皮経肝胆嚢ドレナージを施行し以後順調に改善した.

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© 2005 (一財) 日本消化器病学会
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