日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
今月のテーマ:胆管癌の診断と治療
内科の立場から
玉田 喜一菅野 健太郎
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2005 年 102 巻 7 号 p. 866-872

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抄録

胆管癌の早期診断には胆管拡張例にmagnetic resonance cholangiopancreatographyを施行し,内視鏡的逆行性膵胆道造影時にintraductal ultrasonographyと胆管生検を行う.進展度診断にはmultidetector row-CTとintraductal ultrasonographyが有用である.胆管癌の治療には多くのオプションがあり,入院早期から内科医と外科医が十分に連絡をとり,診断を進める事が大切である.保存的治療では,メタリックステントが有用である.ステント内への腫瘍増殖を防ぐために腫瘍の局所制御を十分行う必要がある.ステント閉塞時の対処も大切である.

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© 2005 (一財) 日本消化器病学会
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