独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター
札幌医科大学第四内科
2005 年 102 巻 7 号 p. 888-893
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症例は79歳,男性.胸部食道に,亜全周性の2型腫瘍を認め,生検により小細胞型未分化癌と診断した.治療は化学放射線療法を施行し,CRが得られた.治療前,白血球,好中球増加を示し,血中G-CSFも高値を示した.さらに腫瘍の縮小にともない白血球,血中G-CSFも正常化し,生検組織のG-CSF免疫染色が陽性であったことからG-CSF産生食道小細胞型未分化癌と診断した.きわめてまれな疾患であり,若干の文献的考察を加え報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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