大分大学医学部第2内科
大分大学医学部附属病院病理部
2005 年 102 巻 7 号 p. 894-899
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は34歳,男性.31歳時に全大腸炎型潰瘍性大腸炎と診断され,メサラジン,ステロイドの投与にて緩解,3年後に回盲弁上の潰瘍より大量下血した.潰瘍性大腸炎の憎悪はなく,ステロイドパルス療法を行うも治癒傾向はなく,終末回腸のアフタ性病変,口腔内アフタもあり単純性潰瘍を疑いアザチオプリン100 mg/日を投与したところ潰瘍は治癒した.潰瘍性大腸炎の経過中に単純性潰瘍を合併したと考えられる興味ある1例を経験したので報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら