公立学校共済組合九州中央病院内科
九州大学大学院形態機能病理学
九州大学大学院病態機能内科学
2005 年 102 巻 8 号 p. 1035-1038
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症例は70歳女性.検診目的の上部消化管X線検査にて十二指腸球部後壁に径8 mmの山田III型ポリープを認めた.内視鏡上は表面褪色調の顆粒状隆起で,生検にて異型腺管を認めたため内視鏡的切除を行った.組織学的には中等度の核異型を示す腫瘍組織が粘膜内にポリープ状増殖をしていたが,癌と断定できなかった.免疫染色にて腫瘍細胞はCD10陰性,MUC2陰性,HGMにびまん性陽性で胃腺窩上皮型形質発現を示していたが,固有胃腺は認めなかった.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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