日本消化器病学会雑誌
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Print ISSN : 0446-6586
症例報告
肝外胆管原発カルチノイド腫瘍の1例
本田 晴康林 誠一関口 恭弘塚平 俊久中村 清
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キーワード: カルチノイド, 肝外胆管
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2006 年 103 巻 10 号 p. 1169-1175

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抄録

症例は76歳男性.主訴は背部不快感で,黄疸を認めた.CTおよびMRI検査で総胆管に腫瘤が認められた.PTC drainageから採取した胆汁細胞診はclass V.中部胆管癌と診断し,膵頭十二指腸切除術を施行した.総胆管に14×10mm大の腫瘤が認められ,Grimelius染色で好銀顆粒が証明され,免疫組織染色でchromogranin Aとsynaptophysinが陽性となり,肝外胆管原発のカルチノイド腫瘍と診断された.術後8カ月に2個の肝転移が認められた.

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© 2006 (一財) 日本消化器病学会
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