市立奈良病院消化器科
京都府立医科大学大学院消化器病態制御学
2006 年 103 巻 12 号 p. 1377-1383
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症例は73歳,男性.発熱と肝機能障害の精査のため入院.種々の抗菌薬に抵抗性でCoxiella burneti II相菌に対する抗体価より急性Q熱と診断した.Minocyclineにて解熱するが胆道系酵素上昇が遷延した.経気管支鏡的肺生検および肝生検にて乾酪性肉芽腫を認め,培養で結核菌を検出した.粟粒結核と診断し抗結核薬の投与により改善した.急性Q熱を合併した粟粒結核の報告はこれまでになく,示唆に富む症例と考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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