福島県立医科大学医学部第二内科
2007 年 104 巻 1 号 p. 52-56
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症例は20歳の女性.4年前からBasedow病として加療されるもコントロール不良のため手術適応となる.メチマゾールが中止され無機ヨードに変更後,肝機能障害が出現し入院.抗核抗体陽性で肝生検にて慢性活動性肝炎像を呈し,自己免疫性肝炎(AIH)と診断した.経過中のALTの推移がfree T4とパラレルであることから,自己免疫性肝炎の急性増悪というよりは,AIHに甲状腺機能亢進自体にともなう肝障害が加わった可能性が高いと考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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