北海道大学大学院医学研究科消化器内科学
北海道大学病院病院病理部
2007 年 104 巻 2 号 p. 233-238
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症例は56歳,男性.膵体尾部と肝腫瘤性病変の精査加療目的に当科入院.入院時より好中球数増多がみられ,血清中G-CSFが高値を示した.肝生検により膵癌肝転移と診断し,全身化学療法を施行した.加療によっても検査所見に改善はみられず,治療開始4カ月後に永眠した.剖検の結果,低分化型管状腺癌で,免疫組織学的にG-CSF産生膵管癌と最終診断した.極めてまれな疾患であり,若干の文献的考察を加えて報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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