大阪府済生会中津病院消化器内科
大阪府済生会中津病院病理
2007 年 104 巻 5 号 p. 698-702
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57歳男性.右季肋部痛·発熱を主訴に来院.高度の炎症反応,腹部超音波検査で内部エコー不均一な腫瘤像を認め,肝膿瘍が疑われた.経皮的肝生検より放線菌の菌塊が認められ,肝放線菌症と診断した.ペニシリン系抗生剤の長期投与で膿瘍の消失が得られた.肝臓原発に発生する放線菌症は極めてまれで,悪性疾患を含む肝腫瘤性病変との鑑別が必要である.今回,経皮的肝生検で診断し得た意義は大きいと考える.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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