川崎医科大学肝胆膵内科
2007 年 104 巻 6 号 p. 809-814
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61歳男性.C型慢性肝炎に対してIFN療法を行い著効が得られ,肝組織像も改善した.11年後に15mm大の肝腫瘤を指摘され,腫瘍生検で高分化型肝細胞癌と診断された.肝動脈塞栓術と経皮的ラジオ波焼灼術の併用療法を施行し,腫瘍の完全壊死が得られた.文献的考察から,男性,高齢者および肝線維化進行例が,IFN著効C型慢性肝炎の発癌の危険因子と考えられるため,これらの症例では長期にわたる経過観察が必要である.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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