東京医科歯科大学消化管先端治療学
東京医科歯科大学消化器病態学
2007 年 104 巻 8 号 p. 1165-1171
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炎症性腸疾患において炎症部の病理像を形成する主体は腸管粘膜下層に浸潤する炎症細胞であるが,上皮組織もまた特徴的な病理像を呈する事が知られている.「杯細胞の減少」および「パネート細胞化生」といった活動期の変化のみならず,慢性炎症が持続した結果,dysplasiaやcolitic cancerが発生する.しかしながら,炎症性腸疾患における上皮の変化を制御する分子機構はいまだ明らかとされていない.本稿では炎症性腸疾患における上皮の変化を「腸管上皮の分化制御」に関する最新の研究成果を基に概説する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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