日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
高IgG4血症を認めたCastleman病,後腹膜線維症の2例
三輪 一太丸山 保彦景岡 正信永田 健大畠 昭彦野田 裕児池谷 賢太郎松井 智文甲田 賢治渡辺 文利
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2008 年 105 巻 7 号 p. 1087-1092

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抄録

自己免疫性膵炎は症例の蓄積により次第にIgG4関連の全身疾患の一部分症として捉えられつつある.われわれは高IgG4血症を認めながらエコー,CT上明らかな膵病変を認めないCastleman病,後腹膜線維症の2例を経験した.いずれもステロイドで改善した.これらの疾患については膵病変の有無にかかわらず,IgG4関連の全身性疾患という観点から血清IgG4の計測,組織のIgG4免疫染色を含め再検討する必要がある.

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© 2008 (一財) 日本消化器病学会
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