徳島県立中央病院消化器科
徳島県立中央病院外科
徳島県立中央病院臨床検査科
2008 年 105 巻 9 号 p. 1353-1361
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症例は52歳女性.NSAIDsによる中毒性表皮壊死症(TEN)と診断した.皮膚病変の治癒後も,下痢,下血,腹痛,発熱が持続した.内視鏡検査·X線検査にて全大腸にびらんと回腸末端に強度の狭窄をみとめたため,回腸回盲部切除術を施行した.病理組織像では粘膜上皮の脱落,粘膜層·粘膜下層への炎症細胞の浸潤をみとめたが粘膜筋板は保たれており,TENに特徴的な消化管病変と考えられた.術後経過は良好である.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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