日立総合病院消化器内科
2009 年 106 巻 6 号 p. 800-804
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症例は58歳男性.吐血で入院.小球性貧血を認めたが,フェリチン327.1ng/mlと上昇していた.上部消化管内視鏡検査にて食道胃静脈瘤出血と診断,脾摘,Hassab手術を施行した.病理では肝細胞に鉄が沈着し,肝硬変像を呈していた.遺伝子解析より,(1)δβサラセミアJpn-type II,(2)-31A→Gの二重へテロ接合と判明した.肝硬変,食道胃静脈瘤の成因としてサラセミアがあり,慎重な対応が望まれる.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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