日本赤十字社和歌山医療センター消化器内科
2009 年 106 巻 7 号 p. 1056-1062
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症例は75歳女性.4年前より肝右葉を占拠する長径16cmの巨大な嚢胞を指摘されていた.腹痛を主訴に当院を受診し,炎症反応高値,腹部CT上腹水,嚢胞の縮小,被膜の断裂を認めたため,嚢胞破裂による腹膜炎と診断した.腹水,嚢胞液からCandida albicansが検出され,嚢胞内に経皮的ドレナージチューブを留置の上,抗真菌薬による治療を行ったところ,嚢胞腔は縮小し,全身状態·炎症反応も改善を認めた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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