松下記念病院消化器内科
松下記念病院外科
松下記念病院中央臨床検査病理部
2009 年 106 巻 9 号 p. 1321-1326
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症例は24歳男性.心窩部痛を主訴に来院した.腹部CT,MRIで胃体部前壁と肝外側区域の間に,内部に出血をともなう,線維成分の多い腫瘤を認めた.経過観察中に腫瘤が増大傾向を示したため腫瘤摘出術を施行した.摘出した腫瘤は一部分が小網と連続性を有しており,小網原発と考えられた.病理組織像で炎症細胞の浸潤,限局した不規則な配列の膠原線維の増生,紡錘形細胞の増殖を認め,炎症性筋線維芽細胞性腫瘍と診断した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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