横浜市立大学附属市民総合医療センター高度救命救急センター
2010 年 107 巻 6 号 p. 909-914
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症例は72歳,女性.意識消失発作と構語障害で救急搬送された.腹痛,嘔気,心房細動の病歴,腹部反跳痛,炎症反応と腎機能障害,アシドーシスも認めた.頭部,腹部造影CTから脳梗塞発症後に併発した急性上腸間膜動脈閉塞症(SMAO)と診断した.近位空腸瘻造設ではなく一期的側端器械吻合で再建し,大量腸内容排出,頻回の下痢を回避し得た.急性SMAOの診断には詳細な病歴聴取,手術には一期的側端器械吻合再建が有用と思われた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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