さいたま赤十字病院内科
さいたま赤十字病院病理部
2012 年 109 巻 6 号 p. 961-968
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症例は31歳,男性.上腹部痛にて当院に入院.28歳時に潰瘍性大腸炎を発症.入院時,微熱・腹痛と6回/日の血便があり,血中膵酵素とIgG4が上昇し,画像でびまん性膵腫大と膵管狭細像を認めたことから,本症例を潰瘍性大腸炎に合併した自己免疫性膵炎と診断した.入院後,ステロイドを使用せずに症状が軽快した.退院後,無投薬にて経過観察中だが,IgG4は軽度上昇傾向にあるものの,両疾患とも再燃を認めていない.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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