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日本消化器病学会雑誌
Vol. 110 (2013) No. 1 p. 88-94

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http://doi.org/10.11405/nisshoshi.110.88

症例報告

症例は69歳男性.多発性胃十二指腸潰瘍の経過観察中に閉塞性黄疸が出現した.画像所見や超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診より,Groove膵炎にともなう胆管狭窄と診断した.保存的加療を続けるも胆管狭窄が改善せず,膵炎を繰り返すため膵頭十二指腸切除術を施行した.摘出標本,病理組織所見より十二指腸潰瘍の穿通部に連続して膵炎像がみられ,十二指腸潰瘍の炎症波及がGroove膵炎を惹起した原因のひとつと考えられた.

Copyright © 2013 (一財) 日本消化器病学会

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