巨大再発腸間膜デスモイド腫瘍の1切除例

大橋 洋之; 竹尾 幸子; 岡本 史樹; 岡崎 幸紀; 三浦 修

doi:10.11405/nisshoshi.110.255

症例報告

巨大再発腸間膜デスモイド腫瘍の1切除例

大橋洋之, 竹尾幸子, 岡本史樹, 岡崎幸紀, 三浦修

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キーワード: 腸間膜デスモイド, 再発, 腸間膜線維腫症

ジャーナルオープンアクセス

2013 年 110 巻 2 号 p. 255-262

DOI https://doi.org/10.11405/nisshoshi.110.255

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抄録

症例は64歳，男性.2006年5月，腸間膜デスモイド腫瘍摘出後．2011年7月，食欲不振を主訴に近医受診した．腹部膨隆がありCTを施行したところ巨大腹部腫瘤を指摘され，当院紹介となった．術後5年2カ月でのデスモイド腫瘍再発を疑い，腹部腫瘤摘出術を施行した．腫瘍は32×29×10cm，7.0×6.0×4.5cmと大小2つあり，病理組織学的にデスモイド腫瘍の再発と診断した．再切除施行後4カ月，現在無再発生存中である．

責任著者(Corresponding author)

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