日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
明らかな胆管病変出現前の初期から原発性硬化性胆管炎類似の典型像に至るまでの経過を観察しえた好酸球性胆管炎の1例
木村 佳人山下 幸政三上 栄小野 洋嗣板井 良輔松本 善秀山田 聡高田 真理子住友 靖彦
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2013 年 110 巻 2 号 p. 271-281

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抄録
症例は48歳,男性.血液検査で肝胆道系酵素と好酸球数の上昇を認めた.画像検査上は当初明らかな胆管病変を認めず,肝生検でも特徴的な所見に乏しかったが,何らかの自己免疫疾患を疑いステロイドを投与した.一旦は軽快したがステロイド減量にともない再増悪を認め,画像上も胆管に原発性硬化性胆管炎類似の広狭不整像が広範に出現した.再度肝生検を施行したところ門脈域に密な好酸球浸潤を認め,好酸球性胆管炎と診断した.
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© 2013 (一財) 日本消化器病学会
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