大津市民病院消化器内科
2014 年 111 巻 8 号 p. 1587-1593
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症例は84歳,女性.突然の上腹部痛を主訴に当院搬送となった.造影CT検査で上腸間膜動脈(以下SMA)に閉塞を認め,ウロキナーゼ動注療法を施行した.その後,食事摂取にて腹痛が再燃した.造影CT検査で回腸の限局性浮腫を認め,腹腔鏡補助下小腸部分切除術を施行したところ,SMA閉塞症に起因する虚血性小腸炎と診断された.SMA閉塞症では早期診断が重要であり,経カテーテル的治療後には注意深い経過観察が必要である.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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