河北総合病院消化器科
2016 年 113 巻 12 号 p. 2035-2041
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は65歳男性.左季肋部痛を自覚するも1カ月間放置し,来院当日は発熱と歩行困難を主訴にて当院受診.腹部造影CTより脾臓周囲に膿瘍を認め入院.透視下にて上部消化管内視鏡施行し胃潰瘍穿通による左横隔膜下膿瘍形成と診断,内視鏡下経胃的ドレナージにて治癒し得た.横隔膜下膿瘍の治療は経皮的もしくは手術的ドレナージが主であるが,本症例のように経胃的ドレナージも選択肢として考慮し得ることが示唆された.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら