市立函館病院消化器内科
市立函館病院病理診断科
2016 年 113 巻 3 号 p. 477-485
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症例は61歳男性.体重減少を主訴に当科外来を受診した.腹部超音波検査にて膵頭部に直径8cmの腫瘤性病変を認めた.精査の結果,眼窩,肺,膵,大腸,骨髄病変を認めた.膵病変に対しEUS-FNAを施行してMALTリンパ腫と診断した.肺,膵,大腸,骨髄の生検材料で,IgHの単一遺伝子再構成を認めた.膵に最大病変を有するMALTリンパ腫の同時性多臓器播種と診断した.放射線化学療法を施行して完全寛解が得られた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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