日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
ダブルバルーン小腸内視鏡下ガストログラフィン消化管X線検査で観察しえた卵黄腸管囊腫併存メッケル憩室の1例
鶴田 伸一隅田 頼信原田 直彦畑 佳孝中牟田 誠池尻 公二桃崎 征也高橋 俊介平橋 美奈子
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2016 年 113 巻 4 号 p. 647-654

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抄録

症例は59歳,男性.腹痛の精査加療目的に当科紹介受診.腹部CT検査では回腸と連続する囊胞が,小腸X線検査ではメッケル憩室が疑われた.ダブルバルーン小腸内視鏡(double-balloon enteroscopy;DBE)でメッケル憩室内部にピンホール状小孔を認め,内視鏡下ガストログラフィンX線検査で小孔は囊胞性病変と連続していた.腹腔鏡下回腸部分切除を施行した.病理診断より先端に卵黄腸管囊腫をともなったメッケル憩室と診断した.

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© 2016 (一財) 日本消化器病学会
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