症例報告
レゴラフェニブ連続投与が有効であったイマチニブ・スニチニブ不応・不耐直腸原発gastrointestinal stromal tumor（GIST）の1例
2016 年 113 巻 4 号 p. 655-661
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2016 年 113 巻 4 号 p. 655-661
切除不能のgastrointestinal stromal tumor（GIST）に対する三次治療薬はレゴラフェニブが推奨される．レゴラフェニブは3週投与1週休薬で投与されるが，今回，レゴラフェニブ休薬中に骨盤部GISTによる痛みがあったが，1段階減量して休薬期間なしに連日投与としたところ，有害事象が軽快し抗腫瘍効果も維持できた症例を経験した．レゴラフェニブ用量調節法の1つとして考慮できる方法と考えられる．
