日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
出血を契機に発見した大細胞型胃内分泌細胞癌の1例
小南 陽子國田 哲子津賀 勝利田中 美和子神垣 充宏青木 信也伊藤 博之田中 信治茶山 一彰
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2016 年 113 巻 8 号 p. 1393-1400

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抄録

症例は79歳男性.持続する黒色便とふらつきを主訴に外来を受診した.同日施行した上部消化管内視鏡検査で胃前庭部に潰瘍性病変を認め,止血処置後に入院加療を行った.その後の精査にて,病変は多発肝転移をともなう大細胞型胃内分泌細胞癌であった.胃癌取扱い規約第14版において,胃内分泌細胞癌が大細胞型と小細胞型に初めて分類され,今後の臨床において病型別の扱い方が大きな課題となる.

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© 2016 (一財) 日本消化器病学会
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