金沢大学附属病院消化器内科
2017 年 114 巻 1 号 p. 69-77
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は51歳女性.四肢脱力を主訴に受診,精査により十二指腸ガストリノーマと診断した.選択的動脈内カルシウム注入試験(SACI test)で局在診断を行い,外科切除した.入院中,内視鏡後に急性腎障害(AKI)を発症する激しい嘔吐,下痢を繰り返した.内視鏡後に増悪をきたしたガストリノーマの報告はこれまでない.原因不明だがガストリノーマの症例に対し内視鏡を行う際は,十分な補液や鎮静,プロトンポンプ阻害薬高用量投与を考慮すべきと考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら