大阪市立総合医療センター肝胆膵外科
2017 年 114 巻 12 号 p. 2167-2174
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症例は78歳男性.発熱,咳嗽および両下肢しびれ,筋力低下を主訴に入院.胸部CT検査で両肺間質影を認め,尿検査は潜血・蛋白が陽性,血液検査でMPO-ANCA陽性より,好中球細胞質抗体関連血管炎の1つである顕微鏡的多発血管炎(MPA)と診断された.入院中に右季肋部痛が出現.急性胆囊炎と診断し,経皮的胆囊ドレナージ術後に腹腔鏡下胆囊摘出術を施行.病理組織学的にMPAによる急性胆囊炎と診断された.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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