独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)伊万里松浦病院外科
唐津赤十字病院消化器内科
東海大学海洋学部海洋生物学科
唐津赤十字病院外科
2017 年 114 巻 9 号 p. 1658-1664
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は76歳の男性.大腸がん検診の2次検診目的に下部消化管内視鏡を施行され,S状結腸に大腸癌(3型)を疑う病変を認めたが,生検では活動性の潰瘍と診断された.高次医療機関による追加精査で魚骨肉芽腫と診断され,魚骨は内視鏡的に除去可能であった.魚骨による大腸病変は非常にまれであるが,ときに潰瘍を形成し悪性疾患との鑑別を必要とする.腹部所見や魚骨の大腸壁への刺入状態により内視鏡的治療も選択の1つになりうる.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら