国立病院機構福山医療センター消化器内科
国立病院機構福山医療センター肝胆膵外科
2017 年 114 巻 9 号 p. 1675-1684
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
45歳男性.初診時に,膵頭部に24mmのmacrocysticな囊胞性病変を認めた.6年間で隔壁の出現や隔壁肥厚をともない42mmまで増大し,悪性化も否定できず手術を施行し,組織学的にmicrocystic typeの漿液性囊胞腺腫と診断した.囊胞内部に囊胞内出血と,壁内出血をともなう厚い線維性組織からなる隔壁を認めた.経時的に多彩な形態変化を観察し得,膵漿液性囊胞腫瘍の自然史を探る上で貴重な症例と考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら