日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
直腸転移をともなう進行胆囊癌に対して化学療法が奏効し拡大胆囊摘出術を施行し得た1例
井上 博之當麻 敦史渡邉 信之伊藤 博士落合 登志哉大辻 英吾
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2018 年 115 巻 10 号 p. 905-913

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抄録

症例は42歳男性.直腸転移をともなう切除不能進行胆囊癌(T3aN1M1,Stage IVB)と診断され,人工肛門造設術の後,Gemcitabine,Cisplatin併用化学療法(GC療法)を開始した.画像上PRおよび腫瘍マーカー減少を認め,9クール施行後に拡大胆囊摘出術,胆道再建術,直腸切除術を施行した.術後再発を認めたが化学療法で再発病変は消失,術後3年6カ月の現在再々発なく経過している.

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© 2018 (一財) 日本消化器病学会
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