佐賀県医療センター好生館消化器内科
2018 年 115 巻 11 号 p. 1004-1010
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症例は54歳男性で,15年前に潰瘍性大腸炎急性増悪により大腸全摘術が施行された.回腸囊肛門管吻合術後に難治性回腸囊炎を発症し,各種治療に不応で時折潰瘍出血を繰り返していた.ブデソニド注腸フォーム剤が使用可能となったため治療を試みたところ,2カ月の使用にて明らかに潰瘍の縮小・瘢痕化が認められた.ブデソニド注腸フォーム剤は,今後も回腸囊炎の治療の一翼を担う手段として期待される.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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