大垣市民病院消化器内科
大垣市民病院外科
2019 年 116 巻 1 号 p. 88-98
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
78歳女性.6年前に貧血精査の超音波検査で7cm大の肝腫瘤を指摘された.囊胞形成をともなう肝血管腫として経過観察したところ徐々に病変の増大を認め,CT・MRIなどで精査すると囊胞と充実部が混在する腫瘤で胆管の拡張を認めた.胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)を第一に考え,肝右葉・尾状葉切除を施行し乳頭状腺癌と診断した.結果的に6年にわたる長期経過観察後に治癒切除し得た本症例は,本腫瘍の緩徐な経過をたどる病態を示すものと考えられた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら